秋田です。
今回の記事は鼻づまりをラクにするポーズをご案内します。
ミネラル王子
ティッシュボックスが手放せなくなります。
シリカ王女
呼吸そのものがしづらいのもありますが、鼻水が止まらないわけですから、冬でもないのに『真っ赤なお鼻のトナカイさん』になってしまいます。
鼻水や鼻づまり対策としていろいろな『点鼻薬』が出回っていますが、鼻の粘膜のためにはマイナスだと思っています。
ただし、あくまでも私見です。なぜなら・・・どんどん鼻の粘膜が弱くなるというか、マヒさせることで正常な機能を維持できなくなるのではという思いがあるからです。
[say name=”秋田秀一” img=”https://www.silica97.com/blog/wp-content/uploads/2019/05/image_profile.jpg”]私はアトピー・アレルギー体質でした。
ずっと鼻水ズルズルという感じの青春で、ティッシュペーパーだともったいないのでトイレットペーパーを机の上に置いていました。[/say]
慢性的なアレルギー性鼻炎・鼻づまりが大変で、ちょっと汗かいて水分を多めに補給したりするとあっという間にティッシュペーパーがなくなるタイプでした。
そんな私が体験してみてそれなりに効果があったポーズをご紹介いたします。だいぶラクになった経験があります。今では両方の鼻が同時に『詰まったまま』ということはなくなりました。
※鼻づまりの時、最低でも片方の鼻の孔(あな)は通っている形です。
今回の記事では
[box class=”box2″]・続けることで体質改善につながるポーズ
(その理由は首の筋肉がバランス良くなって首の姿勢が正される)
・30秒ポーズのやり方(お手軽・簡単・体験済み)[/box]
についてお伝えいたします。
⇒ テキストではありませんがPDFファイルも用意しました。
鼻づまりをラクにするポーズ(当ページのポーズのやり方部分をPDF化したもの)
余談ですが・・・
今や各テレビ局では割と健康番組が花盛りです。
動脈硬化がどうだとか、心筋梗塞・脳梗塞を防ぐにはどんな食べ物・生活習慣がいいとか、禁煙・喫煙の話とか・・・
健康長寿や元気の秘訣! みたいな番組が増えてきているような気がします。
高齢化が進んでいるのもあるかと思いますが、どんどん新しい検査方法や治療法が発見されたり、健康にいい食べもの、生活習慣のための知恵・ノウハウ・情報などをみんなが求めている時代なのかも知れません。
なんと言ってもストレス社会ですから、誰しもが身体の不調を感じているのでしょうね。
健康番組をこまめに見ている私ですが、自分が体験していた今回のポーズは不思議とテレビ・雑誌などに露出しません。
逆に、効果なし・効かないよ、ということが研究者やお医者さまから示されているのかも知れませんね。
ですから良かったらお試しください。アトピー・アレルギー体質で鼻づまりだった体験者からの鼻づまり軽減ポーズです。
何といっても、たったの30秒ですから!
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鼻づまりに関する首のバランスと静的運動(アイソメトリック)
自己流での首の運動・トレーニングは危険
昔(私が小さい頃は)、首が曲がっている人は『はやくこの世を去ってしまう』と聞いたことがあります。
専門的な言葉でいうと『夭折(ようせつ)』とか『夭逝(ようせい)』と言われていました。
今が医学が進歩していますから迷信的な話になっていると思いますが、要は身体のバランスが崩れていると健康的な生活を送るのが困難だ、という意味だったのかも知れません。
実は・・・私は姿勢が悪くて首が少しだけ右側に傾いたまま成長しました。
当然、右と左の首の筋肉や身体全体の筋肉のバランスが崩れていますから肩コリや『鼻づまり』に苦労しました。
冷静に考えると、首の左右のバランスが崩れているわけですから血行がいいはずがありませんね。
運動したり・磁気を当てたりすることなどで血行が良くなって身体の痛みがやわらぐことがあります。
血行が良くなることで『鼻づまり』が少しラクになることもあります。
逆に血行が悪くなれば身体に痛みが出たり、鼻づまりがひどくなったりすることもあります。
自分は
・首が少し曲がっているから左右の筋肉のバランスが悪い。そのため・・・
・血行が普通の人より悪いことも『鼻づまり』の一つにつながっているのでは
と思っていました。
では、首を鍛えればいいか、というと簡単にはいきません。
スポーツなどで首を損傷して半身不随になった話なども耳にしたものです。
素人だと『首を鍛える』というのは、しかも『自己流でやる』というのはリスクが大きいことは間違いありません。
ですから、動的な運動ではなくて、静的な運動で鍛えること(ムリしない運動=ポーズを行うこと)が、大切なのです。
静的な運動『アイソメトリック』について説明します
次の章でご紹介するポーズはこの『アイソメトリック』の原理で行います。
もっと簡単にいうと・・・ストレッチやヨガのポーズをイメージしてください
等張性筋活動による運動をアイソトニック運動、等尺性筋活動による運動をアイソメトリック運動あるいは、簡略にアイソメトリクスと呼ぶ。
【出典:Wikipedia】
ちょっと難しいですね。
もっと簡単にいうと・・・運動(トレーニング)で筋肉を鍛える時の負荷のかけ方の違いです。
自分の力こぶ(上腕二頭筋)を鍛える場合をイメージしてみてください。
ダンベルで力こぶを鍛える | 動かない机の下などに手を入れて鍛える |
---|---|
普通の運動・・・関節を動かして筋肉に負荷を与える | 静的な運動・・・ポーズが完成したら関節を動かさない |
片手でダンベルを持って力こぶ(上腕二頭筋)を鍛える 肘関節が動く力こぶの筋肉が、縮んだり伸びたりする動作 |
動かない机の下などに手を入れて(90度に曲げて) 上に持ち上げるように力を入れる運動 (実際に持ち上げるようなことはしない)7秒~10秒くらい力を入れ続ける (自然呼吸) |
アイソトニック | アイソメトリック |
繰り返しますね。
ヨガのポーズやストレッチをイメージしてください。『痛(いた)気持ちいい』くらいの感じで筋肉を刺激します。
これから『鼻づまり』をラクにするためのポーズは『首』を刺激します。
ですから・・・
絶対に、無理をしてはいけません。
首の神経を痛めて(取り返しのつかない)半身不随などになったら不幸です。
・ポーズが完成したら『息を止めます』が絶対にムリをしないでください
(7~10秒と秒数を指定していますが苦しい時は3秒でも5秒でも構いません)
・首が痛くなるくらいにムリはしない
・とにかくムリをしない秒数(ポーズの時間)で脱力する
絶対にムリしないで自分の身体や関節の可動域(やわらかさ)と相談しながらトライしてください。
鼻づまりをラクにする簡単ポーズのやり方
まずは足を投げ出して座ってみてください。
ここからポーズがスタートします。
慣れてきたらイスに座ったままの状態からでも構いません。
リラックスできる服装などがお薦めです。
もちろん日中、仕事中などに行っても構いません。
鼻づまり軽減ポーズスタートのイメージ画像
[say name=”秋田秀一” img=”https://www.silica97.com/blog/wp-content/uploads/2019/05/image_profile.jpg” from=”right”]ここに文章まずは、足を投げ出して座ってください。ここからのスタートです。
この脱力感いっぱいの姿勢からのスタートです。
今から10の動作(ステップ)を行っていただきます。[/say]
お腹と腰に力を入れて(腰を突き出すようにして)、腰を90度にキープします。・・・【1】
膝が伸びきらない人、腰を前方に付きだせない人でも大丈夫です。
できる範囲でトライしてください。
両腕を後ろで組みます。しかも可能な限り伸ばします。・・・【2】
下のようなイメージです。
次は【3】から【8】までのポーズをほぼ同時に行います。
背筋を伸ばしたまま(腰を90度にキープしたまま)、大きく息を吸って・・・【3】そして同時に!
一つずつ順番に意識を向けるようなつもりで大丈夫です。
いっぺんにやろうとしてムリするのだけはやめてください。
鼻づまり軽減ポーズイメージ
(同時に)両膝を伸ばし、踵を突き出して・・・【4】、さらに足先を手前に引き寄せます・・・【5】
両足の開き具合は自然体で構いません。つま先を手前に引くことに意識を向けます。
(今度は息を吐きながら)両方の腕を伸ばして後ろに突き出し・・・【6】、さらに可能な限り上に持ち上げます。できれば床と並行になるくらいまで!・・・【7】
大きく胸を張る、胸の筋肉を開く感じで両腕に力を入れて伸ばします。
後ろに突き出します。そして、上に持ち上げてください。
(さらに)背筋を伸ばしたまま、あごを前に突き出します。ただし、あごを上に持ち上げるのではありません。首全体を前にスライドさせるイメージです。・・・【8】
[say name=”秋田秀一” img=”https://www.silica97.com/blog/wp-content/uploads/2019/05/image_profile.jpg”]ここに文章当然、視線はまっすぐ前を向いたままです。[/say]
あごを上にあげる(視線が上にいく)・・・×
あごを前に突き出す(視線は水平・まっすぐ前)・・・〇
これで完成形です。このままの姿勢で2~3秒間息を止めて、我慢します。
息を止めている間は身体中に力が入っている状況になります。[/char]
息が苦しくなったら(少しだけ息を吸って)さらにもう一段、後ろの両腕を上に持ち上げて、顔を前に突き出します・・・【9】
2、3秒がまんできる人はそれで構いません。
1、2秒しか持たない人もそれで構いません。
ただし、耐えられるからと言ってずっとがまんするようなことは止めてください。
[say name=”秋田秀一” img=”https://www.silica97.com/blog/wp-content/uploads/2019/05/image_profile.jpg” from=”right”]ここに文章※絶対に無理なことはしないということでチャレンジされることを強くお願いしておきます。[/say]
最後は、完全に脱力です。ぐったりしてください。当然に姿勢は崩れても構いません。・・・【10】
完全脱力後の鼻づまり軽減ポーズ
これで1セット終了です。
完全に力を抜いてリラックスします。
[say name=”秋田秀一” img=”https://www.silica97.com/blog/wp-content/uploads/2019/05/image_profile.jpg” from=”right”]ここに文章これを3セット行います。
※繰り返しますね。絶対に無理をしてはいけません![/say]
ここまでいかがでしたか。
そんなに難しいポーズということはないかと思います。
秒数の短い人でも少しずつ長くなってきます。
どんなに3秒以上息を止めることができる人でも最長10秒程度で止めてください。そして回数は3セットです。
3セットを一つの目安にチャレンジしてください
7~10秒の息止めで約10秒×3セット=約30秒で完成です。
朝、昼、夜の3回行っても全部で約90秒、1分半です。
慣れてきたら床や畳の上でのポーズだけでなく、イスに座っている時などにも実践してください。
特に下のイメージのように姿勢が悪いと自覚できている人は積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。首や肩のコリをほぐしたり血行を良くしたりするのに貢献します。
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仕事中の気分転換や疲労回復にもお薦めです。
・自然呼吸でポージング。最後、約3秒間だけ息を止めて、その後で完全脱力!
・絶対にムリはしない!
・できる範囲までで『痛(いた)傷気持ちいい』ところまででOK!
(人それぞれ関節等の可動域が違います)
まとめ
アレルギー体質からくる慢性鼻炎、鼻づまりはほんと苦しいです。
何といっても集中力がそがれてしまうのです。受験生だと本当に大変だと思います。
万が一、受験本番の時などに緊張やストレスから悪化したり、神経や粘膜などが過敏になることで症状がひどくなってしまったら・・・もう試験どころではなくなります。悲劇も起こり得ます。
私はドクターでもなければ、その道の権威でもありません。ただ、小さい頃からアトピー・アレルギー体質で発疹や鼻づまり、などの症状に苦しんできたのは事実です。私は体質改善よりも化学物質まみれのインスタント食品などが大好きでした。しかもあまり運動もしない、スナック菓子は食べる、ジュース類も大好き、という生活習慣でした。
(今、振り返って考えてみると)アレルギー体質が治癒できるはずもなかったですね。
そんな私でしたが、このポーズだけは思いだしては実行していました。毎日というわけではありませんでしたが、同じ姿勢で漫画本などを読んでいると背伸びと同じように気持ちのいいポーズでしたのでマメにチャレンジしていました。
そのせいだったのでしょうか、不思議と鼻づまりだけは不摂生の割にひどくはなりませんでした。まあ、少しは効果があったということだと思います。
鼻づまりを(一時的にラクにするために)点鼻薬などの薬を使っている人がいます。
私見ですが、薬は避けた方がいいですよ、といいたいのです。
でも、そこまでは言いませんし、言えません。薬だけに頼って生活していくという選択とは別に、少しは体質改善する・してみたいという意思があるなら試してみられてはいかがでしょうか。私の体験記からのお薦めポーズでした。
いつも言うことですが・・・騙されたと思って、です。
・1回、2、3秒。10回やっても30秒のポーズはムリをしない
・気分転換や背伸びの動作の代わりに習慣化してみてはいかがでしょうか
・私のアレルギー体質は治ってはいませんけど、鼻づまりはほとんど気にならなくなりました!
ここまでありがとうございました。
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